日時 7月9日(木)9:00~12:30
訪問先 岡山県天神山文化プラザ,岡山県庁,ルネスホール,おかやま信用金庫内山下スクエア
最初に,岡山県天神山文化プラザで開催されている「岡山の近現代建築」展を鑑賞しました。 ノートルダム清心女子大学名誉教授の上田恭嗣先生が,展示の内容について詳しく説明をしてくださり,生徒は熱心に聞きながら,メモを取っていました。 続けて岡山県天神山文化プラザの建物の見学をしました。 案内してくださったのは,岡山県立大学名誉教授の山田孝延先生で,設計者の前川國男が建築物のいたるところに施した工夫やねらいについてわかりやくす説明してくださいました。 次に岡山県庁を訪ね,財産活用課の職員の方に案内をしていただきました。 普段はなかなか見ることのできない場所や,建設当時の模型などを間近に見ることができ,県庁の建築物としての価値を再認識しました。 続いて,県の職員の方の案内でルネスホールを見学しました。内部はイベントで使用されていたため見学できませんでしたが,外観を見学させていただき,改修時のエピソードを交えながら細部まで丁寧に説明してくださいました。 最後に訪ねた,おかやま信用金庫内山下スクエアでは,価値創造部の氏部由理さんが案内してくださいました。現代的な意匠の中に,ルネスホールとの調和を意識したところがあり,設計者の安藤忠雄が凝らした工夫を丁寧に説明してくださいました。 今回の校外学習を通じて,生徒は建築の魅力を肌で感じ,見た目だけではわからない,多くの工夫や配慮を知ることができました。 見学で案内をしてくださった方々をはじめ,準備をしてくださった方々に心から感謝申し上げます。





