校長挨拶

 岡山県立水島工業高等学校のホームページをご覧いただきありがとうございます。

 令和5年度末の人事異動で、森前校長先生の後任として、着任いたしました、日笠 剛(ひかさ たけし)と申します。工業高校への勤務は3校目の勤務となりますが、県南部の学校への勤務は初めてとなります。保護者の皆様、地域の皆様には、昨年度までと同様のご理解、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

 さて、本校は昭和37年4月の開校以来、昭和・平成・令和の3時代を通して、2万人を超える卒業生を送り出してきました。卒業生の多くは、瀬戸内海を望む水島工業地帯の発展を支え、今も、数多くの先輩方がご活躍されています。
 校訓には「誠実は人間最高の善である」を掲げ、社会の変化に対応できる実践的な技術力と創造力や、勤労観、職業観を育む教育を通して、主体的に活躍し、社会の発展に貢献できる人材の育成を目指しています。また、生徒一人ひとりを大切に、感謝する心を持ち、深い知識・高度な技術を身につけた「心豊かな工業人」を育成できるよう教育活動を進めてまいります。

  機械科、電気科、工業化学科、建築科、情報技術科の5学科で構成される本校は、全校でおよそ800名の生徒がそれぞれ目標を持って青春を謳歌しています。生徒たちは、専門の学習・実習に加え、コンテスト、部活動、生徒会活動や社会貢献活動などの地域活動等に積極的に取り組み、成果を上げています。

 地域に支えられ、地域とともにある学校として、近隣の学校や様々な団体等と連携し、環境問題や倉敷の町家保存に関する活動など、地域をフィールドとした学習活動を展開しています。また、日々の学習にSDGsへの貢献という視点を持って取り組み、技術者として、人として「本物」を目指しています。

 「本物を目指す」という本校の教育目標により、本校生徒は今後もますます自分を磨き、より良い社会を築いて行ける人材に育ってくれるものと思います。皆様のご期待に添える学校を目指します。応援をよろしくお願いします。
令和6年4月1日
               岡山県立水島工業高等学校 校長 日笠 剛

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