7月25日(木)
中国地区高等学校工業教育研究大会岡山大会において、本校工業化学科卒業生の、岡山理科大学工学部バイオ・応用化学科准教授 山本俊政先生による「好適環境水を利用した閉鎖循環式魚類養殖について」の講演がありました。
山本先生は、先日も青ウナギの養殖やトラフグの養殖の記事が新聞に掲載されるなど、県内外での活躍にとどまらず、海外からも研究や講演の依頼があるなど、世界中から注目されています。
講演会では、魚の飼育の歴史から、好適環境水を開発したときの苦労やメリット、最新の研究報告、今後の展望等をわかりやすくお話しくださいました。
話の中でも、30年間の研究の基本は、本校で学んだ化学の知識や技術だといわれていました。
なお、本校玄関に、山本先生から寄贈していただいた好適環境水の水槽があります。淡水魚と海水魚が一つの水槽で共存している不思議な光景をご覧ください。