自転車競技部 北東北インターハイレポート③

大会2日目(10日)、この日は1kmタイムトライアル決勝からスタートした。畝木は昨年もこの種目に1年生ながら出場したが、十分に実力を発揮できなかった。
今年は、1分10秒を切る調整を行っていたが、直前の練習でのアクシデントにより、体調は十分ではなかった。
第11組のバックからスタートし、1周目を25秒242、2周目を21秒420とまずまずであったが、3周目23秒965と2秒以上も落としてしまい、トータル1分10秒631で第15位となった。
インターハイ直前まで調子が良かっただけに、残念な結果だった。

続いて、4kmチーム・パーシュート予選が行われた。この競技は、4人の足がどれだけ揃っているかが勝負の分かれ目であり、チームワークを要する種目である。
水工チームは、短距離系から長距離系のメンバーで構成されており、合宿でもなかなか足が揃わず、それまでのベストタイムが4分52秒であった。
しかし、インターハイ本番で必ず結果が出ることを目標に練習をがんばってきた。
1走原田、2走畝木、3走齋藤、4走永易でスタート、1周24秒からペースを上げていく作戦だった。スタート直後、少し早いペースとなってしまったが、このまま行くしかなかった。
1周23秒ペースをコンスタントにラップし、7周目に予定通り永易が離脱する。8周目からは1周22秒台に突入しラップを刻んでいく。
そして、11周目に相手の浜松学院(静岡)を追い抜く。その際のスピードの変化により、最終12周目の3人の隊形が少し乱れそのままゴールした。
記録は、ベストタイムを10秒以上更新する4分41秒277の堂々たる走りだった。最終順位9位で、8位入賞まであと1秒であった。

(自転車競技部 監督 大山良雄)

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