高齢者疑似体験実習を行いました。

    「家庭基礎」の授業で、SDGs目標「すべての人に健康と福祉を」の実現のために、高齢者疑似体験を通して高齢者への理解を深め、積極的にかかわっていく力を身につけることを目標に実習を行いました。クラスを20名ずつ、被服教室・食物教室に分かれて、新型コロナウイルス感染症対策としてアクリルボードの使用や手指消毒を行いながらの実習となりました。
  利き手に軍手を2重にはめて「箸で豆をつまむ」「文字を書く」「本のページをめくる」の3種類を疑似体験することで指先が思うように動かなくなってくる高齢者の心身の変化を体験しました。
   生徒からは、「年をとっていくと手先などの感覚が弱くなっていくことに気づいた。」「少しイライラしながら箸を使った。日常生活を送るのは大変だということが身にしみてわかった。」「将来のために体力や機能などを維持する練習をして年老いても困らないようにしておきたいと思った。」「お年寄りの人を理解して接してあげようと思った。」「祖父母をこれからも大切にしようと思った。」「高齢者の人たちが困っていたら助けたいと思った。」などの感想がありました。

箸で豆をつまむ体験をしました。
前に掲示している文字を書き写す体験をしました。
本のページをめくる体験をしました。

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