電気科では,優れた知識・技術や幅広い経験を持つ学校外の社会人の方をお招きし,学習内容の一層の充実を図り,生徒の興味・関心を高めるため,「社会人講師講演会」を実施しています。
日時:平成23年7月15日(金)
対象:電気科3年生
講師:中国電力株式会社 倉敷営業所
企画総括課 金見久美子 氏
企画総括課 西村 修 氏
運転制御センター 守屋 晶裕 氏
内容:「原子力について」,「配電設備について」
前半の「原子力について」では,原子力発電の概要や世界や日本における原子力発電の占める割合,原子力発電のしくみや安全性についての説明があり,東日本大震災における東京電力福島第一原子力発電所の事故を受け,中国電力島根原子力発電所における津波対策をDVDを見ながら,冷却ポンプの停止,全電源喪失,ベント操作など緊急安全対策についても詳しく学習することができました。
電気科の生徒としては,学習内容である原子力発電の内容を詳しく学習し理解し,知識を深めることはとても重要で,今後の学習に繋げることができるました。
後半の「配電設備について」では,配電とは何かから始まり,倉敷営業所の管轄エリア,停電時の復旧作業の概要,そして,配電線路の活線作業(電気が流れている状態)で用いる工具を実際に操作させていただいたり,停電事故の起こる原因(カラスや蛇による)を写真を使って説明していただき,生徒もとても興味を持ち学習することができました。