【建築科】社会人講師活用事業「小野明先生講演会」

社会人講師活用事業で建築家の小野明先生をお招きして、建築科2,3年生を対象にご講演をいただきました。
小野先生は、日本最大の建築設計会社「日建設計」で、医療関係の施設を中心に設計業務に携わられた後、小野明一級建築士事務所を開業し、株式会社小野コーポレーションの代表取締役社長を務められています。
講演題は「建築という仕事の魅力」で、小野先生が設計された建築物を中心にスライドでわかりやくす紹介していただきました。
また学生時代のことや、会社の経営、資格取得についてなど、幅広い内容でお話していただき、生徒は熱心に聞き入っていました。
良い建築を見ることや、目標を持って着実に努力することの大切さを教えてくださいました。
大変ありがとうございました。

生徒の感想を紹介します。
・今日の講演会を通して、改めて将来の進路について考えることができました。
・建築家になるためには設計や知識だけでなく、クライアントとしっかり話すためのコミュニケーション能力や、人を束ねる力が必要なことを知りました。
・設計のためにいつもメジャーを持ち歩くことが大事だと知りました。
・実際に建築物を見たり、好きな建築家を探すことが大切なのだと思いました。
・自分が死んでも自分がつくった建物は残るので、建築家の責任は大きいと思いました。
・古民家再生では、特に「先祖の思いや、残してきたものを受け継ぐ」ということを大切にしていると聞いて、改めて建築とは人生において重要なのだと理解しました。
・将来は大工になりたいと思っているので、しっかりとした家を建てたいと思いました。大工をはじめ職人が減少してきているということなので、ますますその気持ちが強くなりました。
・建築の仕事をするためには、ただ座学をするだけではなく、模型やトレース、建築雑誌などさまざまな方面から知識や技術を取り入れて、自分の引き出しを増やすことを心掛けていきたいと思いました。

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