令和5年度の活動
陶芸部は現在三年生三名二年生二名一年生一名の計六名で活動しています。主な活動内容は、備前焼を製作することです。備前焼は、岡山県の伝統工芸であり日本の六古窯でもあります。陶芸部では自分の作品を粘土で作るだけでなく、実際に作品に藁巻をして、穴窯や電気炉を使って作品を焼きます。焼き上がった作品は、作品展に出したり文化祭で展示販売します。
今年は、週三日活動を目標に作陶しました。電動ろくろを使い湯呑や花瓶を作ったり、石膏型を使っての箸置きを作ったりしました。型を使わずに埴輪や動物などの置物を作った部員もいます。各々が集中力と想像力を働かせながら自由に楽しく活動できたと思います。文化祭では、四年ぶりに入場制限なしでの一般公開が実施されました。今までの学校行事が満足に出来なかった私たちにとって、多くの人に作品を見てもらえたことはとても新鮮で緊張しました。見てくださった方から「すごいね、どうやって作っているの?」「この作品は独特な形で面白いね。」など、たくさん声をかけてもらえたことがとても嬉しかったです。
三年生は現在卒業作品を製作しています。卒業まで残りわずか。陶芸が出来る喜びと楽しさをかみしめながら、今までの集大成となるような作品を作っています。