学校長挨拶

 岡山県立水島工業高等学校のホームページをご覧いただきありがとうございます。

 私たち水島工業高校は昨年度、創立60周年の節目を迎えました。昭和37年4月の開校以来、瀬戸内海を望む水島工業地帯の発展とともに、昭和・平成・令和の3時代に、およそ2万人に及ぶ有能な技術者を輩出してきた本校は、ウィズコロナの社会に突入する今年、気持ちを新たに、次の時代に向けた伝統づくりを始めます。校訓に「誠実は人間最高の善である」を掲げ、生徒一人ひとりを大切に、引き続き、思いやりの心や深い知識・高度な技術を身につけた「心豊かな工業人」の育成に努めてまいります。機械科、電気科、工業化学科、建築科、情報技術科の5学科で構成される本校は、全校でおよそ900名の生徒が目標を持って青春を謳歌しています。

 本校の生徒たちは、専門の学習・実習に加え、ものづくり、部活動、生徒会活動や社会貢献活動などに積極的に取り組み、資格取得や各種コンテスト、部活動などで成果を上げています。近年では、専門性を活かしてものづくりコンテスト中国大会での上位入賞や地域イベントでの環境啓発活動を、部活動ではバドミントン部、自転車競技部、ウエイトリフティング部、陸上競技部が全国を舞台として活躍しています。また、文化部においても写真部や美術部が全国高等学校総合文化祭などで入賞するなどの活躍を見せています。

 地域に支えられ、地域とともにある学校として、近隣の学校や様々な団体等と連携し、環境問題や倉敷の町家保存に関する活動など積極的な学習活動を展開しています。また、日々の学習にSDGsへの貢献という視点を持って取り組み、技術者として、人として「本物」を目指しています。

 「本物を目指す」という本校の教育目標により、本校生徒は今後もますます自分を磨き、より良い社会を築いて行ける人材に育ってくれるものと思います。皆様のご期待に添える学校を目指します。応援をよろしくお願いします。

令和5年4月1日

               岡山県立水島工業高等学校 校長 森 尚貴

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