令和5年度 学校経営目標

○本校のミッション(使命,存在意義)

確かな専門的知識と技術・技能を習得させる工業高校として、地域等と連携するとともに、各科が連携し、社会の変化に対応する実践的な技術力と創造力や、確かな勤労観、職業観を育む教育活動を通して、それぞれの専門分野で主体的に活躍し、社会の発展に貢献する人材の育成を目指す。

○内外の環境分析

1 新学習指導要領に沿った教育活動の推進が求められる。
2 水島コンビナートや地域の製造業を中心とする企業から優秀な工業技術者が求められており、すべての教育活動を通じて基本的生活習慣の確立や、基礎学力・コミュニケーション能力の向上を図り、有為な工業人を育成する必要がある。
3 科学技術の急速な進展に対応できる学習内容の充実と、学習意欲の熟成が求められる。
4 進路実現のために、積極的な求人開拓とともに、進学者への指導体制の充実が求められる。
5 専門性を生かした魅力ある学科づくりと、広報活動の充実が必要である。それにより、入学希望者数の安定した確保が求められる。
6 目標に向かって努力する精神と望ましい人間関係の育成、体力の増進において、部活動の果たす役割は大きい。活性化を図りながら部活動の適切な実施が求められる。
7 生徒の特性に対し、様々な配慮が必要であることが明らかになる中、学校生活、特に実験・実習、体育や部活動における安全教育の徹底など、教育環境整備の意識が求められる。
8 防災意識や緊急時に対応する備えの意識を持ち、緊急時における適切な対応等の指導が求められる。
9 生活環境、学習環境の変化に対応し、自ら行動し、学習する態度が求められる。

○ミッションの追求を通じて実現しようとする本校のビジョン(将来像,目指す姿)

1 規範意識と社会性を身に付け、積極的に社会に貢献する人を育成する学校
2 生徒一人ひとりの個性と可能性を伸ばし、創造力豊かな人を育成する学校
3 科学技術の進歩に主体的に対応できる、実践的な技術者を育成する学校
4 系統的・計画的なキャリア教育を通して、確かな職業観・勤労観を身に付けた人を育成する学校
5 地域社会から必要とされ、保護者の期待に応えうる、開かれた学校づくりを推進する学校

○学校経営目標・計画

〔学校経営計画〕
「本物を目指す。」

  ・技術者として、人として、本物を目指す。
  ・チャレンジし、自信を身につける。
  ・感謝する心を持ち、あきらめない。

○キーワード “信頼

〔本年度の教育重点〕
1 学習指導(真の実力を身に付けさせる)
(1)授業を大切にさせ、基礎学力の定着を図る。
(2)新しい学習指導要領の理念と内容を理解し、体験的な学習の一層の充実とコミュニケーション能力の育成を図る。
(3)一人一台端末の活用により、生活支援とともに授業の効率化と家庭学習の習慣化を進める。

2 生活指導(思いやりの心を育む)
(1)気持ちの良いあいさつを励行し、整理・整頓・清掃に努め、基本的な生活習慣を確立する。
(2)生徒・保護者との信頼関係を一層密にし、きめ細かな指導を行う。
(3)人権教育を充実し、安心して過ごせる学校づくりを一層推進する。
(4)特別支援教育の充実を図り、多様な特性に対応できる教育体制の強化を進める。

3 進路指導(目標を明確にさせる)
(1)インターンシップを推進し、キャリア教育の充実を図る。
(2)積極的に求人開拓を行い、生徒の自己実現を支援する。
(3)進学指導体制の充実を図る。

4 魅力ある工業高校づくり(生き抜く力を育む)
(1)工業の各分野の学習において、「ものづくり」の意識を高める取組を重視する。
(2)ものづくりを通して、エネルギー環境教育をさらに発展させる。
(3)資格・検定の取得を一層推進する。
(4)特別活動の活発化を進める。
(5)MECIA(メシア)思想の継続とプロジェクトの推進。
(6)スーパーエンバイロメントハイスクール事業の推進と活用。

5 開かれた学校づくり(社会に貢献する)
(1)授業公開、授業評価等を活用し、授業改善を図る。
(2)中学生や保護者への積極的な情報提供を行うなど、広報活動の充実を図る。
(3)奉仕の精神を育て、社会貢献活動に積極的に取り組みむことで地域との連携を進める。

6 安全な教育環境づくり(危険予知能力の育成する)
(1)5S運動を推進し、安全教育の徹底を図る。
(2)危機管理・防災教育を徹底する。

水工グランドデザイン(水島工業高校の教育)  (PDFが別窓で開きます。)

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