近年、大気汚染土壌汚染などといった自然環境に対するさまざまな問題が発生し、地球だけでなく地球上の生命全体に関わる事態になっています。
その要因の一つとして、わたしたちが生活するうえで便利さや潤いを求め地球資源を利用し多くのものを生産しましたが、その後それらをそのまま捨ててしまったことが挙げられます。
 世界各国、そして各自治体や企業がこの問題に取り組む中、わたしたち個人でも環境や資源について考える時代になってきています。
 その中で廃食油は飲食店や食品工場はもちろん、家庭でも取り組めるため地域や企業が回収しリサイクルされています。
 
 もし天ぷら油500mlを排水溝に捨て川や海に流れると、魚が住める状態に浄化するのに約10万リットル(風呂水1年分)の水が必要と言われています。
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 現在、日本国内で年間に使用されている食用油は約300万トンで、その内、廃食用油が40〜60万トン発生し、回収されているのは25万トンといわれています。
 しかも、ほとんどは食品会社など業者からの回収で、一般家庭では新聞にしみ込ませたり、固めて捨てられてます。
 
 
 廃食用油の回収はごく限られた量だといわれており、飼料や印刷インクの添加物に使用したり 、石鹸を作ったりしています。
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