平成19年度

- 工業化学科3年
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- 第1位 中村 駿也
- 第2位 藤川 和磨
1位,2位を独占して中国大会出場
ものづくりコンテスト化学分析部門とは
- 1. 課題
- キレート滴定法により試料水中のCaおよびMgの定量を行うことにより、試料水の各硬度を求め、測定結果報告書を提出する。
- 2. 実験概要
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- 実験手法はJIS K0101:1998 工業用水試験法に準ずる。
- 妨害物質を含まない試料の全硬度・カルシウム硬度・マグネシウム硬度を求める。
- 全硬度及びカルシウム硬度は滴定法により求め、マグネシウム硬度は測定で得られた全硬度・カルシウム硬度を使用し、計算によって算出する。
- 実験操作や器具の使用は、化学実験の基本的な操作法に従う。
- 課題を進める際には、化学反応式計算を考慮して行う。
- 3. 実験の用件
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- 実験方法は、JIS K 0101:1998 工業用水試験法の49.1および50.1に準ずる。
ただし、Fe(U)、Niなどの妨害物質は、含まないものとする。
硬度:水中のカルシウム塩やマグネシウム塩の含有量を示すものを硬度という。
水100ml中に含まれる炭酸カルシウム(CaCO3)のmg数で表す。
- 実験操作や器具の選択は、準備された器具の容量や化学実験の基本的な操作法を考慮して行う。
- 課題を進める際には、実験マナー、安全性、分析技術、測定精度を考慮する。
- 実験器具は、準備されているものから適正な器具を使用すること。
※特定の器具を持ち込むことはできません。
- 実験報告は、時間内に必要事項を測定結果報告書に記載し提出すること。
- コンテスト前日に、実験室の施設・設備の説明を行う。
県大会の様子 2007/07/21(土) 於 水島工業高校