校長メッセージ(7月10日)

 みなさん、おはようございます。校長です。
 まずは、今日、元気に登校してくれてありがとう。無事でいてくれたことに感謝します。
 これまで想像もしなかった大きな災害が起こり、登校したみなさんの中にも避難生活を送っている人もいると思います。また、お家を失ったり、交通機関が遮断されたりして、登校したくてもできない仲間も大勢います。幸いにも命に関わることや、大きな怪我をしたという連絡は入っていませんが、災害に遭った人たちは、心に大きな傷を負っているはずです。
 みなさんの大切な仲間が困っています。同じ水工の生徒として、みんなで支えてあげて欲しいと思います。
 考えてみましょう。自分や自分の家族が被災していたとしたら、どんな気持ちになるでしょうか。たぶん、最も力をくれるのは、仲間の励ましであり、支えであると思います。
 一方で、被害に遭った立場でありながら、地域で復興作業の手伝いをしている水工生がいるという話も聞きました。とてもたくましく思い、誇らしい気持ちでいっぱいです。自ら進んで行動できる態度に敬意を表します。
 みなさん、他人の痛みがわかる、本物の人間性を備えた水工生として、つらい思いをしている仲間が一日も早く普通の生活を取り戻せるよう、温かく支えてあげましょう。一人ひとりの思いやりの心をフルパワーにして、できることを考えてみて欲しいと思います。
 しかし、今話を聞いてくれているみなさん自身も、多かれ少なかれショックを受け、困っていることがあると思います。今日は、みなさん自身の状況について、先生に話してください。そして、明日からの学校生活に備え、気持ちを新たにしましょう。   以上です。

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