第二種電気工事士免状取得に向け頑張っています。

 電気科では,技術・技能の習熟と目的意識,学習意欲を高めるために,資格取得を奨励しています。
  その中でも,第二種電気工事士は資格試験の中核と考え,2年生では全員受験をして,全員取得に向け頑張っています。また,他の学科の生徒も受験しています。
 技能試験では,技能試験候補問題が13題公表されています。各問題を繰り返し,試験時間内で完成できるよう頑張っています。
 筆記試験では,問題集を用いて電気工事士補習担当の先生より説明を聞いて,問題が解けれるように頑張っています。
  





平成19年6月2日(土)[筆記試験免状者対象]
 平成18年度(前回)の第二種電気工事士筆記試験合格者の生徒が受験します。





平成19年6月3日(日)
 この筆記試験合格者は,7月21日(土)の技能試験を受験します。

 電気科で取り組んでいる電気工事士という資格とは
■電気工事士とは:電気工事士法という法律があり,その目的として「電気工事の作業に従事する者の資格および義務を定め,もって電気工事の欠陥による災害の発生の防止に寄与する」とされています。
 従って,この法律の対象となる電気工事は,ちょっと難しいですが一般用電気工作物または自家用電気工作物を設置変更する工事であり,車の運転するときには運転免許というものが必要のように,電気工事を行う場合にも電気工事士の免状が必要になるわけです。
■第二種電気工事士とは:この試験は,一般用電気工作物(600V以下の電圧で受電し,受電の場所と同一構内で使用するための電気工作物で,一般の住宅などの電気設備などがこれにあたります)の保安上必要な知識および技能について行われ,筆記試験と技能試験があります。また,技能試験は筆記試験の合格者および法令の規定により筆記試験を免除されたものが受験でき,技能試験合格後,都道府県の知事へ免状の交付申請をすれば免状が取得できます。
■筆記試験:次に掲げる内容について,マークシートに記入する四肢択一方式により試験が行われます。
 1. 電気に関する基礎理論
 2. 配電理論及び配線設計
 3. 電気機器・配線器具並びに電気工事用の材料及び工具
 4. 電気工事の施工方法
 5. 一般用電気工作物の検査方法
 6. 配線図
 7. 一般用電気工作物の保安に関する法令
■技能試験:筆記試験合格者と筆記試験免除者に対して,次に掲げる事項の全部又は一部について,持参した作業用工具により,配線図で与えられた問題を支給される材料で,一定時間内に完成させる方法で試験が行われます。
 1. 電線の接続
 2. 配線工事
 3. 電気機器及び配線器具の設置
 4. 電気機器・配線器具並びに電気工事用の材料及び工具の使用方法
 5. コード及びキャブタイヤケーブルの取付け
 6. 接地工事
 7. 電流,電圧,電力及び電気抵抗の測定
 8. 一般用電気工作物の検査
 9. 一般用電気工作物の故障箇所の修理
詳しくは,(財)電気技術者試験センターのホームページをご覧ください。
   URL http://www.shiken.or.jp/

[戻る]