現代の世の中では、そのほとんどの職業は、法律によって所定の資格を持っていなければ従事できないことになっており、このような就業制限は、個人に対するもの(個人の資質を向上させるもの、また職業につくための必要条件となるもの)と、企業に対するもの(企業に特定の有資格者の選任を義務づけるもの)の2つの形態があります。

 その種類については、国の法律に基づき国が個人の能力・知識・技能を判定し、職業資格を付与する試験である国家試験が現在1000種類、公共的な団体が人材養成の為に設けている各種資格・検定試験が、300種類、資格を認定する主体が自由に設定できる職業資格である民間資格が300種類、職業としてではなく、それを楽しみ技術を高めること自体に意義のある趣味の資格が300種類、と多方面にわたって1900〜2000種類あるといわれ、年々新しい資格が増えているのが実状です。


資格取得トップページへ