【実用英語技能検定:文部科学省認定の検定試験】
内容 英語の聞く・話す・読む・書くの四技能を基礎知識から運用能力まで総合的に測るもので,5級から1級までの7つの級に分かれている。本校では,3級と準2級の試験を実施している。
受検資格 制限なし。
実績 3,4級は中学校で取得して来た者が多い。準2級の本校受検者の合格率は30%ぐらいである。

【日本漢字能力検定試験:文部科学省認定の検定試験】
内容 常用漢字を中心に,その読み方,書き方,使い方に習熟し,国語力の向上に資することを目的とする試験で,1級から10級までの種別があるが,本校では2級から4級を実施している。
受検資格 制限なし。ただし準1級,1級については申し込み手続きのみで,校外の公開会場での受検となる。
実績 3級は50%程度の合格率である。2級については今のところ10%程度である。実力より低めの級から常に160点以上取って次の級に進むようにすると,確実に力もつくし失敗も少ない。実力相応の級を選ぶ堅実な受検が望ましい。

【全国計算技術検定:全国工業高等学校長協会の行う検定試験】
内容 一定の基準を定め,計算器具の正しい使い方,実技能力の向上を図ることを目的として実施する試験で,1級から4級までの種別がある。
受検資格 制限なし。
実績 1級3%,2級10%,3級50%,4級80%程度の合格率である。1級と2級は種目合格制度があり,1種目ずつ合格していくやり方もあるので是非2級以上を取得してもらいたい。

【アマチュア無線技士:電気通信管理局の行う国家試験】
内容 個人的な無線技術への興味を持って通信や技術の研究を行うもので,電波を使用するものの操作のために必要な免許である。1級から4級の種別がある。
受検資格 制限なし。
実績 中学時代に4級を取得しているものが毎年4〜5名入学している。受験手続きなど,各受験者個人で行っているので,受験者・合格率などは不明である。
なお本校にはアマチュア無線クラブとして,コール局「JA4YBV」がある。

【ラジオ音響技能検定:文部科学省認定の技能検定試験】
内容 ラジオ・オーディオの知識・技能の客観的評価を行い,等級を1〜4級設けることにより知識・技能のレベルアップをはかる試験である。
受検資格 制限なし。
実績 2級以上は難しく,本校では主として3,4級を受験している。2級50%,3級50%,4級90%程度の合格率であるが,最近受検者が少ない。

【情報技術検定:全国工業高等学校長協会の行う検定試験】
内容 工業技術者として必要な情報技術に関する知識が習得されているかどうかをみる検定試験で,1級から3級までの種別がある。
受検資格 制限なし。
実績 1級は非常に難しいが,情報技術科で毎年数名が合格している。2級は2,3年生数十名程度が受験し,合格率は50〜60%程度である。3級は1年生が100名程度受験し,合格率は50%程度である。

【機械製図検定:全国工業高等学校長協会の行う検定試験】
内容 製図法の基礎知識をよく理解し,簡単な部品の製作図が確実につくれる実技能力を高め,製図教育の振興を図ることを目的とし,1次試験と2次試験がある。
受検資格 工業高等学校生徒および卒業生。
実績 機械科生徒が毎年80名程度受検し,最終合格率は80%程度である。

【ガス溶接技能講習:労働基準局の行う技能検定の国家試験】
内容 可燃ガスおよび酸素を用いて行う金属の溶接,溶断または加熱の業務に従事するための資格で,これがなければガス溶接等の業務につかせてはならないこととされている。
受検資格 満18歳以上
実績 講習を13時間受けて最後に終了試験が行われるもので,本校では毎年数十人程度受験し,合格率は100%である。

【ボイラー技士:国の指定を受けた安全衛生技術センターの行う国家試験】
内容 学校,病院,工場,事務所,ビル,などにおいて所定の蒸気・温水ボイラーを取扱う業務に従事するために必要な資格で,特級,1級,2級がある。
受検資格 後で述べるボイラー実技指定講習を受けた者。
実績 本校では毎年数十名が2級を受験し,合格率は40%程度である。

【危険物取扱者:国の指定を受けた消防試験センターの行う国家試験】
内容 火災その他の災害の予防上危険とみられる物品を取扱う製造所,貯蔵所では,この資格を持った者をおかなければならない。甲種,乙種,丙種があり,このうち丙種は第4種危険物中のガソリン・灯油・軽油・重油・などの取扱いをすることができる。
受検資格 甲種は乙種(@第1類または第6類,A第2類または第4類,B第3類,C第5類)で@〜Cすべての免状の交付を受けている者。
乙,丙種については受験資格に制限はない。
実績 乙種4類については毎年400名位の受験があり,合格率は,20%位である。

【第二種電気工事士:国の指定を受けた電気技術者試験センターの行う経産省認定試験】
内容 一般用電気工作物(住宅・店舗など)の電気工事の作業に従事する者は電気工事士法により免状を受けているものでなければならない。1次と2次試験があり,1次は学科試験で2次は実技試験である。電気科の生徒には必要な資格であるから全員受験をする。
受検資格 制限なし。
実績 電気科の生徒を中心に毎年100名近くが受験し、1次試験の合格率90%,2次試験の合格率60%位で,総合50%位である。

【第一種電気工事士:国の指定を受けた電気技術者試験センターの行う経産省認定試験】
内容 高 圧電気工事に従事する技術者に必要な資格である。高圧の電気工作物の保安,事故の防止,および知識と技術の向上のため、電気技術者試験センターが経済産業 省公益事業局長の指定を受けて実施する試験で,この免状を持つことによって500kW未満の電気工作物についての電気工事をすることができる。
受検資格 なし。但し,合格後5年の実務経験の後,申請により免状交付。
実績 昭和63年度から実施。例年10名程度が受験し,合格率は50%程度である。

【電気主任技術者:国の指定を受けた電気技術者試験センターの行う経産省認定試験】
内容 電 気工作物の工事,維持,運用,保安の監督を行うことができる免許である。電気事業者および自家用電気工作物の設置者は,主任技術者免状の交付を受けている 者の中から主任技術者を選任しなければならない,となっており,この試験に合格して本当の電気技術者と言える。相当難しい試験で,第一種から第三種までの 種類があり,第三種は5万V未満の電気工作物の保安の監督をすることができる。
受検資格 制限なし。
実績 電気科の生徒が毎年数人程度受験している。難しい試験であるため,合格者は1名あったり,なかったりであるが,学習のやり方によっては合格も夢ではない。平成7年度より内容が改正され,科目合格ができるようになった。合格率は10%程度である。

【家電製品エンジニア:経産省認定の資格試験】
内容 家庭用電気(子)製品普及の拡大,機能の複雑化,消費者の要求の多様化等に伴い,家庭用電気(子)製品全般にわたって,家電製品技術の向上に対応できる優秀なサービス技術者が多く育つことを目的としたものである。
受検資格 制限なし。
実績 昭和56年から始まった試験で,受験者は少ないが,例年20名位の受験で40%位の合格率であったが,近年受験者は10名程度である。

【情報処理技術者:経産大臣の行う国家試験】
内容 情 報処理システムの設計に必要な知識および技能について試験が行われる特種,プログラムの設計およびプログラムの作成に必要な知識および技能についてのソフ トウェア開発技術者,プログラムの作成に必要な知識および技能についての基本情報技術者の試験がある。また,情報システムの利用,活用に関するシステムア ドミニストレータ試験をはじめ,数種の試験がある。
受検資格 ソフトウェア開発技術者,基本情報技術者,システムアドミニストレータについては制限がない。
実績 毎年30名程度受験し,合格者は0〜2名位である。
本校では制度が発足して以来,二種数十名,システムアドミニストレータ数名,一種1名の合格者を出している。

【陸上無線技術士:総務省の行う国家試験】
内容 放送局等の送信所のあって無線設備の技術操作を専門に行うことができる資格で,一級と二級の2種類がある。
受検資格 制限なし。
実績 卒業生で,この方面に就職した人は受験しているが,本校では未だ受験したものはいない。

【総合無線通信士:総務省の行う国家試験】
内容 陸上,船舶,航空機等の無線局にあって電報を送ったり受けたりする,いわゆる無線電信,無線電話の通信操作を行うことを主体とし,あわせて送信機等無線設備の調整や保守等技術操作を行うことができる資格で,一級から三級までの3種類がある。
受検資格 制限なし。
実績 本校では未だ受験した者はいないが,無線に興味がある人は,三級はそれほど難しくなく取れると思われる。

【公害防止管理者:経産大臣の行う国家試験】
内容 公害発生施設を設置する特定の工場の事業者は公害防止組織を設け,法に定められた資格を有する公害防止主任管理者および公害防止管理者を置くことが義務づけられ,大気第一種から第四種,粉じん,水質関係第一種から第四種,騒音,振動,主任管理者などの資格がある。
受検資格 制限なし。
実績 本校生徒の受験に適当なのは,水質関係の第二種と第四種,振動,騒音,などである。10人程度受験して合格率は10%位である。最近はあまり受験していない。

【測量士補:国土交通大臣の行う国家試験】
内容 測量士は基本測量,公共測量の計画を作製し,または実施するものである。測量士補は,測量士の作製した計画に従い測量に従事するものである。測量業者は,その営業所ごとに測量士を一人以上置かなければならないとされている。
受検資格 制限なし。
実績 土木科のある工業高校では,多数受験し合格者が出ているが,本校では現在までに数名合格している。

【X線作業主任者:国の指定を受けた安全衛生技術センターの行う国家試験】
内容 エッ クス線装置の使用またはエックス線の発生を伴う当該装置の検査の業務,エックス線管もしくはケノトロンのガス抜き,またはエックス線の発生を伴うこれから の検査の業務等については,エックス線作業主任者の免許を受けた者のうちから管理区域ごとにエックス線作業主任者を選任しなければならない。
受検資格 18歳以上の者。
実績 過去には受験した生徒があるが,現在は受験していない。しかし特殊な免許であるので将来この方面へ就職を考えている者は,取得した方がよい。

【放射線取扱主任者:科学技術庁の行う国家試験】
内容 放 射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律,同施行令および同施行規則に基づいた同位元素や放射線の取扱い,管理などの高度の専門的知識と技術を 必要とするもので,試験は第一種と第二種(一般)に分かれ,合格後に一定の講習を終了すれば,それぞれの免許が授与される。
受検資格 制限なし。
実績 本 校では昭和46年に工業化学科の生徒が第一種に合格し,当時,全国最年少者の合格ということで新聞に紹介された。二種は密封された線源を使って非破壊試験 を行うときに必要な資格で,一種より易しい。これまで約30名が合格している。最近の受験はないが,興味のある人は受験してみてもらいたい。

【火薬類取扱保安主任者:国の指定を受けた消防試験研究センターの行う国家試験】
内容 火 薬類を取扱う事業者は,事業者ごとに保安責任者を選任し,従業者を指揮監督する責任と権限を与えなければならない。選任された保安責任者は,製造または貯 蔵もしくは消費の取扱上の保安に関し通産業省令で定める職務を誠実に遂行しなければならないとされ,製造保安責任者と取扱保安責任者の2種類がある。
受検資格 18歳以上の者。
実績 本校では,今までに26名受験し,約20%の合格率であった。この資格は職場が限定されているだけに希少価値がある。最近は受験していない。

【消防設備士:国の指定を受けた消防試験研究センターの行う国家試験】
内容 消 防用設備等が実際の工事または整備の不完全によって,その機能を発揮せず,不慮の事故を招いたりすることが多く,そこで昭和40年の消防法の改正により創 設された資格で,工事と整備の両方をすることができる甲種消防設備士1類から4類までと,整備だけできる乙種消防設備士1類から7類までの2種7類の区分 がある。
受検資格 甲種は工業高校を卒業した者または電気工事士の免状を有する者。乙種は制限なし。
実績 この資格ができたときより,毎年10名程度が乙種を受験し,毎年数名合格している。

【毒物劇物取扱責任者:国の指定を受けた消防試験研究センターの行う国家試験】
内容 塗料,染料,農薬など薬事法の適用を受けない毒物,劇物の製造業,輸入業,販売業あるいは無機シアン化合物を使用するメッキ工場など各種の毒性の高い危険な化学薬品を取扱うための資格である。
受検資格 制限なし。ただし必要単位を修得して工業化学科を卒業すると,この資格は無試験で得られる。
実績 工業化学科の領域であるので,他科の受験者は毎年5〜6名であった。合格率は80%〜90%。最近は受験していない。

【高圧ガス製造保安責任者:国の指定を受けた消防試験センターの行う国家試験】
内容 高圧ガス取締法により,その製造,販売,貯蔵,移動,消費等の各段階にわたり,それぞれの責任者となるための資格で,化学責任者は甲,乙,丙の3種類,機械責任者は甲,乙の2種類,冷凍機械は第一種から第三種までの3種類,販売主任者は第一種と第二種の2種類がある。
受検資格 制限なし。
実績 丙種化学責任者および第三種冷凍機械責任者を毎年受験しており,合格率はどちらも25%〜30%であったが,最近は受験していない。

【溶接技術検定:労働基準局指定の日本溶接協会が行う検定試験】
内容 溶接の一般知識,溶接機の機構と操作,施工法などJIS3801の規格に基づいてその技術を検定する試験であり,この資格がないと,普通溶接の仕事はできないといってもよい。
受検資格 15歳以上で三ヶ月以上の実務経験必要。工業高校生は受験できる。
実績 本校では機械科生徒を中心に10名程度受験しており,合格率は約60%である。

【フォークリフト運転技能講習:労働基準局の行う技能講習】
内容 最大荷重が1トン以上のフォークリフトの運転の業務に従事するための講習であるり,講習終了後,終了試験により免許が与えられる。
受検資格 制限なし。
実績 毎年3年生が機械科,建築科を中心に100名程度が受講している。合格率は100%である。

【クレーン運転資格講習:労働基準局の行う技能講習】
内容 工場,作業場において,つり上げ荷重五トン未満のクレーンの運転業務に従事することができる。3〜4日間講習を受けたあと終了試験がある。
受検資格 制限なし。
実績 平成19年度は15名程度受講した。合格率は100%である。

【ボイラー実技指定講習:日本ボイラー協会の行う技能講習】
内容 前にのべたボイラー技士を受験しようとすると実務経験が必要となるが,その代わりにこの実技指定講習をすることによって,2級ボイラー技士を受験することができる。講習は4日間行われる。
受検資格 3年生だけ。
実績 毎年数十名程度受験している。技能教習を終了していれば,何年後であっても,ボイラー技士試験を受験することができるので,おおいに受講してもらいたい。

【特定化学物質作業主任者講習:労働基準局の行う技能講習】
内容 特定化学物質を製造し,または取扱う作業を行う場合は労働基準局長の指定する者の行う講習を終了した者のうちから,特定化学物質等作業主任者を選任することとなっており,講習の後,終了試験が行われる。
受検資格 制限なし。
実績 工業化学科生徒を中心に現在までに数人受験し資格を得ている。

【酸素欠乏危険作業主任者講習:労働基準局の行う技能講習】
内容 建設業,倉庫業などで発生している酸素欠乏症を防ぐため,その作業には労働基準局長の指定する者の行う講習を終了した者のうちから酸素欠乏危険作業主任者を選任しなければならない,となっており,4日間の講習の後,終了試験が行われる。
受検資格 制限なし。
実績 毎年2〜3名が受講して合格していたが,最近受けていない。

【トレース・レタリング技能検定:文部科学省認定の検定試験】
内容 設計技士,製図家,デザイナーなど専門家が作製する計算された精密な下書きを透明紙や布などに清書し,だれがみてもわかるように書きかえるのが仕事であり,その技能を認定するための検定で,1級から4級まである。
受検資格 制限なし。
実績 2級は十数名が受験し,合格率は5%,3級は100名余りが受検し,合格率は50%程度。

【工事担任者:総務省認定の資格試験】
内容 電気通信回線設備に端末設備または自営電気通信設備を接続するため工事を行い,または監督をする者に必要な資格です。
受検資格 制限なし。
実績 AI第3種,DD第3種を中心に合格者が10名程度いる。

【ディジタル技術検定:ディジタル技能検定協会】
内容 情報処理ならびに制御に関する技能をディジタル技能という観点からまとめて評価しようとするもの。1級〜4級の種別がある。2級は制御と情報に分かれてりる。
受検資格 制限なし。
実績 情報は年度によって数名が受検し,合格率は30%,3級は10余名が受検し,合格率は40%,4級は数名が受検し合格率は100%程度であるが,最近受検者が減少している。

【工業英検:文部科学省認定の検定試験】
内容 科学技術情報の英語による伝達能力を測る。これからエンジニアを目指す学生には必要となってくる資格。工業高校では,4級を取得したい。高専・大学では3級。
受検資格 制限なし。ただし,受検者が9人以下の場合は,校外の公開会場での受検となる。また,公開会場での受検は5月と11月のみで,1月は特別準会場(10人以上の受検者で成立)のみとなる。
実績 4級合格率は20%程度である。

【パソコン利用技術検定:全国工業高等学校長協会の行う検定試験】
内容 パソコンの基本的な使用方法を理論的・実際的に系統立てて学習し,正しいパソコン利用技術を身につける。
受検資格 制限なし。今年は7/11(金)と12/12(金)の年2回行われる。
実績 H19年度合格率は,3級63.0%,2級26.1%,1級0%であった。

【施工管理技術検定:財団法人建設業振興基金】
内容 建築施工と電気工事施工とがあり,建設業法に基づき,建築工事や電気工事において工事の進行を監督し施工管理を行うために必要な資格。
受検資格 制限なし。学科試験に合格後,実地試験に合格すれば,2級施工管理技士の資格を取得することができる。
実績 H19年度は,電気工事1名合格した。

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