BDFとは?
バイオディーゼル・フュエル(以下BDF)は、植物由来のディーゼル燃料として、化石燃料の軽油に代わる新しいエネルギー源として注目されているものです。やがて枯渇する石油とは違って、菜種油や大豆油、または廃天ぷら油などを原料とするため、繰り返し得ることが可能なうえ、この利用によって大気中のCO2を増加させない炭素中立(カーボンニュートラル)という特徴も併せ持っています。

BDFのカーボンニュートラル
BDFも燃やせばCO2を排出するという点では石油と同様ですが、原料となる植物が光合成による生育の過程でCO2を吸収したものが、燃焼によって大気に還元されたものであるため大気中のCO2
増加に加担しないものと考えられています。

BDFの特徴
    1. 植物由来であり、有害な大気汚染物質の原因となる硫黄酸化物が出ません 
    2. ディーゼル特有の黒煙が軽油に比べて1/3〜1/6に減ります
    3. CO2増加に加担しない
    4. 生分解性が高く環境に与える影響が小さい
    5. 軽油とどんな割合でも混合ができ、クルマの改造が必要ない
      (軽油仕様のクルマにそのまま入れることができる)
    6. 廃天ぷら油などからもリサイクル可能

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1962